医療事故に巻き込まれないようにするには

一体どこの病院が安全で医療事故も少ないのか

病院を受診する患者さんにとって、一体どこの病院が安全で医療事故も少ないのか?というのはぜひ知りたいところですが、実際にはそのようなデータはなかなか公開されていません。ただ、患者目線で分かるポイントがありますので、それをご紹介しましょう。

病院の中で名前を何度も尋ねられた

例えば、病院の中で名前を何度も尋ねられた事はないでしょうか。「一度言えばわかるでしょ?どうしていちいち名前を言わないといけないのか?ここのスタッフは頭が悪いのか?」と不機嫌になったという方。ちょっと、待ってください。医療事故の予防に取り組んでいる病院ほど、人間違いを起こさないよう、何度でもお名前を尋ねるのが常識なのです。「人間違いで、手術してはいけない患者さんを手術してしまった」なんて医療事故も時々耳にしますよね。

患者さんの数が多いほど人間違いも起こりやすくなります。同姓同名の患者さんがいることも珍しくありません。そのため、各部署でのお名前の確認はもちろん、場合によっては生年月日もお伺いしたりします。何度も名前を聞かれる病院は、むしろ良い病院だと思ってください。

患部のところにマジックで印を描かれる

また、病院によっては、患部のところにマジックで印を描かれる場合があります。体に直接マジックで描かれるのを良く思わない人もいるでしょうが、これも重要な医療事故防止の取り組みです。「右の足が悪いのに、左の足にメスを入れてしまった」などという医療事故も時々耳にしますが、手術は医療スタッフも緊張を伴う業務ですので頭では左右の区別がわかっていても、完璧に勘違いしてしまうケースは残念ながらあります。

また手術の時は消毒をしないといけないので、仮にシールや札などを体に貼っても消毒直前に話すことになり、勘違い防止にはならないのです。マジックで直接皮膚に書くのが、確実な勘違い予防法と言えるでしょう。